子供に初めて買うなら自転車や三輪車という選択肢もありますが、ストライダーは扱いも簡単だし、何と言ってもお手頃価格。スイスイ乗ってる姿を見ると、子供にも乗せたくなりますよね。

ストライダーって何歳から乗れるの?
わが家では3人ともガッツリ乗りました。長女の2歳の誕生日プレゼントで購入、下の子のデビューは1歳2か月でした。下の子になるにつれてデビューは早かったです。
何歳からなら乗れる、というよりは 本人が乗ってみたい環境が整っていれば、小さくても乗れます。
ただ、もちろん一人でスイスイというわけにはいかず、補助が必要。2歳くらいであれば、パパ・ママの苦労は少なく始められそうですね。
この記事では、子供3人使ってみて思うことを紹介しています。購入を迷っている方は参考にしてみてくださいね。
- ストライダーは何歳から何歳まで乗れる?
- ストライダーのメリット・デメリット
- ストライダーの購入を迷っている
- ストライダーについて知りたい
ストライダーは何歳から何歳まで乗れる?
公式HPでの対象年齢では1歳半から5歳までとなっています。
何歳から乗れる?
個人差がありますが、 歩くのが安定してからが必須 。三輪車と違って自立しないため、早い時期から始めるとストライダーを支えることがなかなか難しいです。
冒頭でも紹介したように、下の子は1歳2か月でデビュー。歩き始めも早かったですが、上の子の影響が大きく、本人のやってみたい気持ちが先行した結果、早い時期でのデビューになりました。
下の子あるあるですね!
早い時期でのデビューはパパ・ママが大変。何が大変かというと、 ストライダーにまたがった状態で自力で車体をなかなか支えられないため、補助が必要。
ハンドルもサドルも低いため、どこを持って支えても腰に負担大。低め重心で支えながら、大マタで押し続けるイメージでしょうか?笑。短時間ならまだしも、30分も続けようもんなら、後々の家事に影響がでますね、笑。
何歳まで乗れる?
うちの子は3人とも自転車に乗れるようになったら、どの子もぱったり乗らなくなりました。足でけるより、ペダルでこぐ方が安定するんでしょうか。ウチの子供たちは新しいもの好きなので、興味の対象が次々に変わっていってしまいますね~。
上の子で5歳ごろ、下の子で3歳過ぎ。期間でいうと2年超くらい。下の子が乗ってるのを見て、たまに思い出したように乗ることがありますが、5歳を超えると体とのサイズ感が合わなくなって乗りにくそうにしています。
小柄かつ慎重な子なら、長く乗れそうですね!
ストライダーのメリットとは?よかったこと
自転車への移行が早い
”ストライダーに乗ってた子は自転車(コマなし)に乗れるのが早い” とよく言われますよね。

実際のとこどうなの?

その通りだと思います!
実際に上の子も年中、2人目は年少に入った頃にはコマなし自転車をマスターできてました。ウチの子自慢というわけではなく、実際に自転車に乗れるようになるのはスムーズだと思います。
その理由としては、 ストライダーの経験を通して、バランス感覚・スピード感・こける感覚を身に着けられるから。 子供の運動能力や性格も多少は影響するとは思いますが、体で感覚を覚えているからこそ、自転車の練習にも生かしやすいかなと思います。
コマなし自転車に移行する時につまづくポイントとして、ペダルをこぐ・バランス感覚・こけるのが怖いなどが挙げられます。ストライダーに乗ってると、自転車に乗っても最初のうちは足蹴りの方が体が慣れているので、ペダルに慣れないようです。また、ブレーキに慣れていないので、足ブレーキをかけがち。
ペダルとブレーキで少し時間がかかりましたが、恐怖心が少ないのとバランス感覚が身についている分、コツをつかむのは早かったように思います。
とはいえ、別に自転車にスムーズに乗せたいから、ストライダーを選んだ訳でもありません。
運動能力が高くなる
先ほど簡単に触れましたが、ストライダーに乗ることで、色んな感覚を自然と身につけることができます。バランス感覚、スピード感覚、一体感、こける感覚、脚力など。
上手に乗れるようになるにつれて、スピードがだんだん上がってきます。上達するにつれて、両足を離してスピードをキープできるようになり、バランス感覚やスピード感を体得。
自分の足でブレーキをかけられるので、怖いと思って止まったり、こける感覚もだんだん身につきます。
軽い・コンパクト
ストライダーの重量は3.0kg。
小さい子供にとって軽いことはかなり重要。自分の力で支えられることで、かなり扱いやすくなります。
”怖いと思ったら足でブレーキをかける”というのが本能的な行動に近いようですね。一体感があることが小さい子でも乗りやすい。その結果、上達も早まりますね。
話は変わりますが、子供ってさんざん楽しんだ後、帰り道はぐずることってありませんか?だからそろそろ帰ろうって何度も声かけたのに・・と思いますが、子供にとって先を見通す力ができるのはまだまだ先のこと。
帰りは抱っこちゃん、片手にストライダー抱えて・・というシチュエーションも少なからずありました。他でも同じようなママを見かけるので、レアケースではないはず、笑。
少々持ちにくいですが、本体が軽いのがまだ救い。キャリーバッグもあります。自転車に乗せて移動する場合にも使えます。4色展開なので、本体の色と合わせてみてもいいですね。
また、遠出の際に 車に乗せるにもコンパクト で、気軽に乗せられるサイズ感がありがたいです。子供の足元に置くこともでき、外出の際にも活躍しました。
パーツの交換が可能
カスタマイズができる!とよく聞きますが、別にこだわりないし、関係ないかなと思ってました。
が、
3人も乗ると、サドルに破れ、タイヤに磨り減りなど、マイナートラブルはやっぱりありました。部品交換が簡単にできるというのはかなりありがたかったです。
わが家では、タイヤとサドルは途中で新しいものに替えました。
今はブレーキやベダル後付けが可能なモデルも発売されていて、ますます選択肢が増えましたね!
ストライダーのデメリットとは?こまったこと
スピードが出る
遊び方によってはかなりスピードがでます。安全面、ケガの面では注意が必要!
家の近くの公園は長い下り坂の先に道路があるので、妊娠中やベビー連れの時期は追いかけるのがつらかったです。周りの友達に助けてもらったことも多々。やんちゃ君・おてんばちゃんのママなら一度は通る道かもしれませんね。
自転車だったとしても変わらないので、ストライダー特性というわけではなく、子供の性格とも言えそうです。
慎重派・安全重視の方は、三輪車も参考にしてみてくださいね!
ブレーキがない
小さい子供の握力ではうまく扱えないという理由から ブレーキがセットされていません。ブレーキがないから止まれないということはなく、よっぽどの下り坂でもない限り、フットブレーキで十分止まれます。
が、靴底がめっちゃ減ります、笑。主につま先。子供のスニーカーはだいたいつま先部分がゴムで補強してあるのですが、頻繁に遊ぶ時はべろんとはがれることも。
これも子供の乗り方次第。
補助が大変
主に乗り始めの慣れるまでのお話になりますが、冒頭でもお話ししたように、補助が大変でした。低い重心で支えて押すというのは大人の身長ではけっこうつらい体勢。
乗り始めから自分で車体を支えられる子もいるかもしれませんが、低年齢から始めると補助が必要になることもあります。
片足ずつ自力で進めるようになるまでの一過性のものではあるので、早く子供に慣れてもらうのが一番です!
荷物が置けない
シンプルな構造のため、荷物を置くスペースはありません。その分本体がコンパクトで計量なので、ここは譲歩ですね。
自立しない
収納の際の問題ですが、壁にたてかけないと、だらしない印象になってしまうのが気になりました。
わが家では、専用のスタンドを購入しました。すっきりおけて、子供が自分で立てかける習慣がつくのでおすすめ!
あえて難を言うなら、放置してると裏にくもの巣がはるのが少々めんどくさい点も。私が掃除嫌いだからかもですが・・
ストライダーのモデル・色は?どこで買える?
ストライダーはどこで買う?
店舗で買う
ストライダー公式取扱店はこちらより検索が可能。
オンラインで買う
ストライダージャパンの公式ページなら楽天市場になるため、楽天ポイントなどが貯まるのでお得!
ストライダーのおすすめモデル
1歳半からのモデルはスポーツモデルとクラシックモデルの二つ。大きな違いはグリップ・サドル部・シートポストの3点。
スポーツモデル
この中でも、シートの仕様はだいぶ違っています。 スポーツモデルはクッション性のある素材を採用。 子供の乗り心地にも差があり、長時間乗っても疲れにくいようです。
また身長が伸びても対応できるように、 シートポストが標準で2サイズついています 。成長に応じて買い足さなくてもいいので、ありがたいですね1
クラシックモデル
スポーツモデルより少し安価なモデル。シートはプラスチック素材を使っていて、長時間乗ると子供も痛くなるらしい、と友人談がありました。
スポーツモデルとの金額の差も2600円くらいなので、個人的にはスポーツモデルをおすすめします。一番人気も断トツでスポーツモデルです。
ちなみに2つのモデルを比較したのが以下の表になります。

個人的には、スポーツモデルをおすすめします!
まとめ
ストライダーのメリット・デメリットまとめてみました。
メリットとしては、以下の4点です。
- コマなし自転車への移行が早い
- 運動能力が高くなる
- 軽くてコンパクト
- パーツのみの交換が可能
デメリットとして挙げられるのは以下の5点です。
- スピードが出る
- ブレーキがない
- 最初のうちは補助が大変
- 荷物が置けない
- 自立しない
必ずしもみんなにあてはまるものではありません。子供の年齢や性格・購入時の状況によって選んでみてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!