2人目・3人目の出産。ベビーとの対面が待ち遠しい反面、産後の生活に不安を感じる方も多いのではないでしょうか?
上の子のお世話と日々の家事でも手いっぱいの現状。赤ちゃんが生まれたら、日常に新生児のお世話がプラスされる。

想像するだけでどっぷり疲れちゃいますね。
1人目の産後は里帰りで実家に帰ったママでも、2人目・3人目の産後は里帰りせず、手伝いなし、家族だけで乗り切る派も多いです。

絶対大変なのに、里帰りしない理由って何?

上の子や家族の今の生活の最優先 するのが最大の理由!
やっぱり上の子が小学校や幼稚園・保育園に通っていたりすると、 長期休暇や環境の変化による子供への影響が気になります。里帰りせず、家族だけで乗り切ることを決めるママも多いです。
でも、上の子の送迎や家事・赤ちゃんのお世話・日々の生活をどう乗り切っているのか気になりませんか?
この記事では、以下について紹介しています。
- 2人目・3人目の産後に里帰りしない理由
- 産後の家事の乗り切り方
- 産後の上の子の送迎は?
- 産後の里帰りをするか悩んでいる
- 産後の家事や上の子送迎が不安
2人目・3人目の産後に里帰りしない理由
1人目の出産時は迷いなく里帰りしたママも、2人目・3人目は里帰りせず、自宅で過ごす派も多いです。
わが家もその一人。私も2人目・3人目の産後は里帰りせず、自宅で過ごしました。夫が夜帰ってこない日も多く、義母が入院中含め10日ほどお手伝いに来てくれて、少し楽させてもらいました。(実家とは不仲です・・)

里帰りなしで大変じゃないの?

もちろん大変!一人目より断然やることは多い・・
でも自宅のメリットもあります!
産後里帰りしない理由とメリットを上の子・自分・赤ちゃんという視点でそれぞれ見ていきたいと思います。
上の子の生活
- 学校や幼稚園・保育園を長期休むことになる
- 環境の変化でストレスが溜まる
- パパと長い間会えない
里帰りしてしまうと、 環境の変化で上の子も退屈したり、ストレスが溜まる ことが心配されます。親が高齢だったりすると、遊びに連れて行ってもらうのもちょっと体力的や安全面での不安も伴います。
長期間パパと会えなくなっちゃうのも気がかり。
学校や幼稚園・保育園に行けない期間が長くなってしまいます。行事にかぶってしまったり、長期休暇で子供が戻りにくくなったり。一番の理由は、やっぱりコレですね!
幼稚園や保育園に通い始めて、子供同士での関わりを持ち始めると、大人だけの生活では物足りなく感じることも。
園なら安心して預けられるし、上の子もたくさん遊んで発散できます 。送迎問題さえ解決してしまえば、日中は上の子が不在。土日を除けば、 ママも静かに過ごせる時間も持てる!
未就園児(2~3歳)のうちは通園や通学の心配がいらない分、里帰り派も多いです。親子3人で悶々と家にいるよりは、第三者の協力を得られる環境の方が毎日が息抜きがしやすくなりますよね。
自分の生活
- 子育てや生活に干渉されるのが面倒
- 親とはいえ気を遣う
- 自宅の方が立ち回りが楽
- 子供が甘やかされて、帰宅後がますます負担増
実の親とは言え、やはりある程度気は遣います。家事を任せられたり、子供を見てもらったり分散できることも多いですが、必ずしも丸投げというわけにもいきませんよね。
滞在が長くなればなるほど、 お互いにストレスや負担がやはり増します 。子育てや生活について口出しされるのも敬遠する理由の一つ。やっぱり距離感の取り方がすこし難しいです。親子といえども、尊重しあっていい距離感が保てるのが理想です!
また、主婦歴も長くなってきているので、自宅の方が何かと動きやすい、というのも本音。
実家に帰省後、甘やかされて子供の扱いが大変になったことありませんか?聞き分けが悪くなったり、生活リズムがなかなか戻らなかったり、食べるものが偏ったり。
産後の里帰りだと、家に帰った後、全部を一人でこなすことになり、 ママの負担が一気に増えます 。子供としても、大人の手が一気に少なくなることで一人になる時間が増え、ますます親子共にストレスが溜まりがち。。
里帰りだと、上の子の世話・赤ちゃんの世話・家事をなど分担してもらえるのでもちろんありがたいけれど、悩むポイントかもしれませんね。
ベビーとの生活
育児に関しては、ママも一通り経験済。 ある程度のノウハウも備わっているし、手抜きの仕方も上手になっています。 ここは手抜きできない、ココは手を抜いても大丈夫の判断ができるかと思います。
上の子でつまづいたポイントは上手に避けて通れるようになっているし、子供の個性を考慮してもある程度はカバーできちゃったりします。
ちょっと間が空いて、思い出せるかな?なんて頭をよぎるかもしれませんが、一生懸命だったからこそちゃんと体は覚えてます、笑。 やっぱり経験値、大事です!!

ママ力は確実に上がってる!
ある程度は上の子重視で動いて、泣かせる時間が長くなってしまってもちゃんと赤ちゃんは育ってくれます!
後から思えば、2人目以降はあっという間に過ぎちゃった気がします。カワイイ時間は短い!
2人目以降は生まれた瞬間から、妊娠中の不安が吹き飛ぶくらい、とにかくカワイイです♡

里帰りによるメリットももちろんあります!
大人が多いことで家事や子供との時間もフォローしてもらえるので、ママの気持ちが安定 。その結果、子供にもいい影響が出てきます。
環境がいい場合は、里帰りもいいかもしれませんね。
- 実家の居心地がいい
- 実家の母親との相性がいい
- フォロー体制が整っている
- ほどよい距離感を保てる
- 子供もなついている
私の場合は、残念ながら不仲から交流がなく、頼れる状況ではなかったので、実家と良好な関係のママがとってもうらやましい限りでした!
まだ上の子が就学前なら検討の余地ありですね !自分の重視するポイントがどこにあるのか で、決めてみるといいと思います。
産後の家事はどう乗り切る?
1人目の産後を思い返してみると、
慣れない新生児にバタバタ、必死の毎日。
上の子がいるとなると、ますます新生活が不安・・

世の中のママすごっ!
誰もが一度は思ったことがあるだろうこの感想。
私も例外なく思ってました。でも、今や3児の母。世の中に誇れるような立派な母でも何でもありませんが、なんとか日々をこなせています、笑。

始まってしまえば、なんとかなる!
いやなんとかするしかない!
私が産後にかかわらず、日々大事にしていることは次の通り。
- 自分へのハードルを上げすぎない
- 頼れるところは人やサービスに頼る
- 手を抜けるところは手抜きで乗り切る
- 休める時間を大事にする
- 上の子と遊びながらお手伝いしてもらう
- 夫の理解を勝ち取る

ひとつずつ詳しく紹介してきます!
自分へのハードルを上げすぎない
減点だと自分を追い詰めるばかり、 できたことで自分を評価していく加点方式。
もちろんうまくいかなくて、子や夫にヤツあたりのように接してしまうことも多々あります・・。今でも自己嫌悪の日々です。反省もするし、ゴメンも伝えるけど、なかなか治りません。
こうやって、あとから自分を甘やかしています、笑。自分を責めちゃうと、メンタルがしんどくなる一方。
明日も頑張れたらそれでいいや!くらいに構えています。
頼れるところは人やサービスに頼る
気持ちが行き詰ってきたなと思ったら、ママ友に声をかけて話を聞いてもらったりランチに出かけたり、夫に預けて少し出かけたり。こまめな息抜きで毎日を保っていました。
日々の家事はとにかく手を抜けるところで手をぬく! 今日は掃除機かけれない・・と思ったらクイックルワイパーで目をつぶる。
料理はバランスは重視したいけど、それでも時間が足りない時は、具たくさんスープや炊き込みごはん・麺類にサラダで乗り切ることも。
ミールキットや宅配弁当に頼って時短も今の時代だからこそ。少し出費になるけど、今だけ今だけ。お金で時間を買うのも一つのテクニック!
休める時間を大事にする
子供がテレビを見ている時間、何かに熱中している時間、ちょっとした時間で一息つくようにしています。
さすがに産後にお酒に逃げることもできないし、自宅コーヒーを楽しんでました。なんでもいいから自分がほっとできる時間や空間を作って、とにかく逃げ場を作る!
上の子と遊びながらお手伝いしてもらう
子供の性格にもよりますが、ママの真似っこが好きな子も多いですよね。
赤ちゃんのお世話、洗濯物をたたむなど、遊び感覚でお手伝いしてもらうこともたくさんありました。
夫の理解を勝ち取る
色んなパパがいると思いますが、”子供と一日ずっといることが大変” ってことを理解してもらえないこともありますよね。
日中ペースをさんざん乱され、なんとか家事をこなして、ごはんとお風呂を終え、やっと一息。「部屋散らかってる」とか「おかずが足りない」とか言われたらたまらない!
お休みの日に子供たちを任せて、お暇をいただきます。「全然大丈夫やったで!」とか言われちゃうと、プライドずたずたですけどね。
少々話を盛ることもありました、笑。疲れて動けなかっただけでも、「今日は全然泣き止まなくて大変で~」とか。サボってたんじゃない!をアピールしてました。バレてたかもですけど。

パパを味方につけよう!!
産後の上の子の送迎はどう乗り切る?
産後の里帰りをしないとついて回る問題が送迎。
小学生になってしまえば、送迎いらず。体調不良や有事以外は自分で登下校してくれます。圧倒的に楽になります!
問題は幼稚園・保育園の就学前の子供の送迎。やっぱり新生児を連れての送迎は何かと不安が伴います。物理的に大変という以外にも、感染症のリスクが増えてしまったり、園児にベタベタ触られるのに抵抗があるママも。
生後6ヶ月間は免疫があるとよく聞きますが、冬場はRSやインフルがうつってしまって、入院になったケースも周りでも聞きました。上の子からもらうことが多く、下の子の宿命かもしれませんが、なるべく避けては通りたいですよね。
幼稚園ママ
圧倒的にバス通園が多いです。
物理的に不可能ではないけれど、1人送っていくより、 赤ちゃんを連れての送迎は3倍大変。バス代がもったいない、と途中から送迎に切り替えましたが、家を出るまでは目が回りそうでした・・。
朝の忙しい時間帯に、オムツ替えて、授乳のタイミングを替考えて、二人分着替えさせて、時間通りに家を出発することは至難の業。子供が早起きに協力してくれるとも限りません。
冬場や雨の日はやっぱり憂鬱度はさらにアップします。。
一度送ってしまえば赤ちゃんと2人の時間なので、ある程度は自分のペースで進められます。ただ幼稚園は午前保育なども多く、預かり時間も少ないので、 バス通園で少しでも時間と手間を省きたい というママの気持ちがなるほど納得。
私の場合は、預かり保育などで 保育時間を延長 してもらうこともありました。
保育園ママ
私の地域では、バス通園をしている保育園は見かけません。送迎の時間にバラツキがあるので、仕方ないのかなと解釈しています。
- 早めにパパに送ってもらう・お迎えだけママ
- 祖父母に手伝ってもらう
- ファミサポを利用
- 自分で送迎して、車に赤ちゃんを乗せっぱなし
- 気にせず自分で送迎
色んなタイプのママがいます。
手伝ってくれる人がいるなら力を借りれるのがベスト。自力でなんとかするしかなく、産後まもなくから自分で送迎しているママも周りにはいました。
「日中は園に通う方が上の子にとってもストレス解消になるし、預けて赤ちゃんとゆったり過ごす方がママもゆっくりできる」
保育園の方が預かり時間は長く、ありがたいのは、3人目を預けてみて思います。
色々紹介してきましたが、親子共にいい方法を模索してみてくださいね!
最後に
産後の生活は何人目になっても不安ですよね。自分のホルモンバランスも崩れる中で、子供と赤ちゃんとの生活でペースは乱されっぱなし。
長い目で見れば短い期間の話ではありますが、その時の自分んはいっぱいいっぱいで余裕なし。
周りの力を借りながら、少しでも楽しく過ごせる のが理想ですよね。理想通りいく子育てはなかなかありませんが、それでも日々もがきつつ、毎日を過ごすしかない!
息抜きしながら、ほどほどに手も抜きながら、 自分も子供もストレス溜めずに行きたいですね。
頑張ってる自分を褒めながら、過ごしましょう!